通販大手『ジャパネットホールディングス』が手がけた複合施設、長崎スタジアムシティ(長崎市)が開業から半年を迎えた。46歳の2代目社長が描く「民間企業が挑む新たな地域創生のカタチ」とは。

「日本で最も選手を近くに感じる」スタジアム

2024年10月にオープンした「長崎スタジアムシティ」。
東京ドーム1.5個分の広さで、サッカースタジアムを中心にアリーナ、ホテル、商業施設、オフィスビルなどで構成される複合施設だ。

サッカーJ2の「V・ファーレン長崎」のホーム、<ピーススタジアム>の特徴は、観客席とピッチが近いという点。

『リージョナルクリエーション長崎』松岡智史部長代理:
「観客から選手達までの距離が最短で5メートル。正真正銘日本で最も選手を近くで感じられるスタジアム」

選手に一番近い席は“ピッチと同じ高さ”に設置され、実際に座ってみた播摩卓士キャスターも「こんな前に座ったことない。すごく近い」と驚きの様子だ。

松岡さん:
「選手たちよりも、もはや下の目線で試合を見ることができる。臨場感や圧倒的なインパクトはこのスタジアムならではの観戦体験になる」

試合がない日もスタジアムは“無料開放”されているため訪れる人も多い。
「芝生がきれいだなってボーッと見ていた」(来場客・福岡県から)
「今日私が入学式で、近くなので記念に写真を撮りたいなと思って」(来場客・県内から)