食料品値上げ「2024年を上回る」
トランプ関税による経済の下振れリスクが懸念される中、日本では消費者の生活防衛意識が高まっている。
買い物客:
「昔はカゴいっぱいで4000円とかだったのが今は1万円を超えたりするので、以前と同じように買えない」
帝国データバンクの発表(4月30日)では
▼2025年の値上げ⇒累計1万4409品目
▼特に飲食料品の値上げの勢いは「2024年を上回る」としている
そんな中、大手スーパーの『⻄友』は4月から「プライベートブランド」の値下げキャンペーンを開始。30日から始まった第2弾(~5月28日)では、新たに食料品を中心に57品目を平均12.3%値下げしている。

『⻄友』商品開発室・佐野光宏さん:
「第1弾ではツナ缶やドレッシングなどの売り上げが1.5倍から2倍に増えた。客の価格へのニーズというのは非常に高いものだと感じている」
大手メーカーが値上げする商品を同じタイミングで値下げしたり、価格を据え置きにすることで売り上げが伸びているという。
