金利据え置き…いつ利上げ?
そんな物価高の現状が続く中、日銀は1日、現状0.5%としている【政策金利の据え置き】を決定。

また、“トランプ関税による不確実性”を理由に、【実質GDPの成⻑予測】を下方修正した。
日銀展望レポート【実質GDP】※()は1月時点の見通し※前年度比
▼2025年度:(1.1%)⇒0.5%
▼2026年度:(1.0%)⇒0.7%
▼2027年度⇒1.0%

利上げの判断で重視するという【物価】については、「基調的な物価上昇率も一旦伸び悩む姿を想定しているが、その後は徐々に高まっていくと予想している」(日銀・植田和男総裁)とし、その上で【2%の安定的な物価目標】の実現が1年程度遅れるとの見通しを示した。
そして、利上げの時期については…
植田総裁:
「基調的物価上昇率が伸び悩んでいる時に無理に利上げをすることは考えていない。その先いろいろな条件が重なって(基調的物価上昇率が)また上がりだして、2%に到達する可能性がすごく高くなったなと判断した場合にはやるということだと思う」