トランプ関税の行方が不透明な中、日銀は政策金利の据え置きを発表。2025年度の成長率の見通しも大幅に下方修正する中、今後の利上げはいつになるのか。

日米交渉「一致点見いだせていない」

「非常に突っ込んだ話ができた」

日本時間5月2日、関税を巡る2回目の交渉に臨んだ赤沢亮正経済再生担当大臣。

約130分に及んだ協議では、相互関税や自動車関税など“トランプ関税”の見直しを強く求めたうえで、「日米の貿易拡大」や「非関税措置」「経済安保での協力」について具体的に議論したと明らかにした。

6月のG7サミットでの首脳間の合意に関しては「そういう段階に入ればいいなと思っている」とし、日米両国政府は5月中旬以降、閣僚間の協議を集中的に行う方向だが…

石破茂総理(2日)
「一致点が見いだせる状況には今のところなっていない」