明治から平成にかけての高松市内の街並みや暮らしの変遷をたどる企画展が、石の民俗資料館で開かれています。

乳母車の弟と女の子。田植え中の家族のもとへ行くのでしょうか。背景の山は、五剣山です。石の民俗資料館の開館30周年を記念した企画展「牟礼町・庵治町むかしの写真」です。地元の寺や個人が所有する写真や絵はがきなどを中心に約160点が展示されています。

戦前、牟礼町と屋島東町をむすんだ高橋の写真です。この橋は昭和南海地震で崩れたと言われています。
(高松市石の民俗資料館 村川祐美学芸員)
「こんな景色があったのかとかこれ知ってるなというのを思い出していただいて楽しいなと感じていただけたらうれしいです」
写真展は高松市石の民俗資料館で5月25日まで開かれています。