外国人客は5か月連続10万人超 「ランチバイキング」で柔軟に対応

そしてこれからの後半についてはー

(おにやまホテル・衛藤昭治支配人)「3日、4日、5日は約9割が埋まっています。後半戦は遠方の方、主に関東・関西からのお客様が大半を占めています」

一方、物価高の影響で宿泊費も値上がりする中、ホテルでは利用客のニーズの変化を感じるとともに新たな試みにも取り組んでいます。

(衛藤昭治支配人)「観光旅館は1泊2食が主体なんですけど、1泊朝食でご利用されるお客様も多くいらっしゃいました。インバウンドのお客様が食事するところがなくて、土・日・祝にランチバイキングを始めた。いろいろな面で利用していただけるように考えながらやっています」

県の観光統計調査によりますと、今年3月に県内のホテルや旅館を利用した宿泊者数は53万人で、1か月の数としては過去最多となりました。特に外国人客はアジアを中心に去年11月以降、5か月連続で10万人を超えています。

JR別府駅にある観光案内所、「WANDER COMPASS BEPPU」ではスタッフが英語のほか、韓国語や中国語などで対応しています。祝日だった29日には21の国と地域から305人の外国人が訪れました。

(スタッフ)「バスチケットを買いたいと思っていたけど、結局は地獄めぐりのチケットが欲しかったということがわかったので、再購入してもらった」

(WANDER COMPASS BEPPU・稲積京子さん)「インバウンドは個人旅行の方が増えたかなって思います。団体旅行よりも。地獄めぐりに行きたいとか、ロープウェイとか、いろいろな観光地に行くご案内をしている」