青森県立美術館のシンボル作品のひとつ「あおもり犬」の洗浄が行われ、冬の間にたまった汚れを落としました。

県立美術館に設置されている犬の立体作品「あおもり犬」。
弘前市出身の美術家・奈良美智さんが手がけた高さ8.5mの巨大アートです。

28日は、冬の間にたまった汚れを落とすため、この時期恒例の洗浄作業が行われました。

市川麻耶 キャスター
「1年ぶりにシャワーを浴びるあおもり犬。この白さワンダフル!」

28日は、作業員5人で高圧洗浄機やスポンジを使って丁寧に汚れを洗い流していました。

“水浴び”をした「あおもり犬」は、真っ白な姿を取り戻し、明るい表情で来場者を迎えます。

県立美術館 森 美南 さん
「最初は汚れで『あおもり犬』に線が入っていて、泣いているようにも見える感じがしたが、心なしかうれしそうな感じがして、よかったと思います」

冬の間に閉鎖されていた屋外連絡通路は29日に開放され、「あおもり犬」を間近で見ることができます。