◆インスタのDMをきっかけに「やりたいなって」

ステージには、MONGOL800(モンパチ)のボーカル「上江洌.清作」さんのほか、Z世代に絶大な支持を得る「さとうもか」さんが姿を現しました。

さとうもかさん♪melt bitter

「わたしに夢が無かったら もしもあなたと同じ夢を見てたら もしかしたら今でもふたりは 当たり前に決まってたように 一緒にいられたかな なんてね」

出演依頼は、いかにも今どきの高校生。インスタグラムのダイレクトメッセージでした。

さとうもかさん
「DMでライブのお誘いくることがそんなにないんですけど、すごい熱い思いを伝えて下さってて、 地元を大事にして盛り上げようというのがいいなと思って、やりたいなって」


高校生の熱い思いで実現した夢のライブです。

「製糖所の生産終了」「乳製品工場の廃止発表」など暗いニュースが相次いでいる本別町。

◆「2回目をやれたことが本当にうれしくて」

しぼみかけた空気の中で、音楽祭は希望でもあります。

去年、第1回の音楽祭を企画した卒業生です。

本別高校卒業生 山川雫月さん
「私たちがやりたいと言ったことが1回にとどまらず、2回目をやれたことが本当にうれしくて、もちろん絶対見たいぜと思って来ました」


HAN-KUN 湘南乃風(12日)

アーティストとの距離の近さが自慢の音楽祭。熱唱に1800人が酔いしれ、今年の幕を閉じました。

本別高校3年 山岡汰緒さん
「いま人口も子どもも、どんどん少なくなっているけど、夢物語でも成し遂げられる可能性があることを、本別の子たちにはそういうことあるんだよと知ってほしい」