◆「日本一の豆のマチ」が揺れた…
十勝の本別町。大豆や小豆など豆類の生産が盛んで「日本一の豆のマチ」としても知られています。
本別高校3年 山岡汰緒さん(3月3日建設業協会へ)
「第2回、お豆音楽祭を開催するということで、建設業界さんに協賛金をお願いできないかと思い」
3月初め、地元企業の協賛を募ろうと走りまわる高校生たちです。
去年7月から音楽祭の準備を進めてきました。

本別建設業協会
「本別はどこですか?と聞かれることも多い。さみしい思いをしているので、こういう風に高校生が一生懸命本別町を音楽フェスで発信してくれること、すごくありがたく思っている」
彼らを支えようと、大人の有志12人も加わりました。
豆農家 若林健一さん(40)
「僕が学生時代3~4クラスだったが、全学年1クラスになってしまった。子どもの数が減るというのは、子どもたちは自分の好きなことをやれるチャンスが少なくなっている」
保育士 水野正樹さん(40)
「僕は町の保育士で、小さいころから知った顔もこの中に何人もいる。自分たちで考えて動いてくれることが、大人になってるんだなって頼もしく思う。ぜひとも成功させたい」

お豆音楽祭2025。会場には豆、豆、豆。
チケット売り場には、人だかりができる人気ぶりです。
貴田岡結衣記者
「このフェスでは、ワンドリンク制ならぬ、特産品のワンお豆制となっています」
スケートボードの特設パーク。
フェスを盛り上げるキッチンカー。