“自主的”な活動に、地域をつなぐ可能性
参加者の中には、清水小学校でPTA会長を務める木場茂さんの姿もありました。尾曲さんたちの自主的な活動に、地域をつなぐ可能性を感じています。
(清水小学校PTA 木場茂会長)「これですね」

入学説明会などでPTAが保護者に配っているチラシです。真ん中に書かれているのは、「親子で笑顔になれる活動」です。

(清水小学校PTA 木場茂会長)「一番はみなさんは役を受けることへの恐怖感とか。極端な話、じゃんけんとかして勝った負けたとか、変な仕組みがずっとあった。いままでの流れが、どうなのかというところが(見直しの)きっかけ」


活動の見直しを検討する中で保護者にアンケートをしたところ、半数近くが「PTAは必要」と回答した一方で、8割近くがPTA活動に「強制を感じる」と答えました。
これを受け、専門部を廃止し、活動も縮小、資源回収や清掃活動など必要と考えたものだけ残しました。そして、活動ごとに会員かどうかに関係なく参加したい保護者が手を挙げる「エントリー制」に変えました。

(清水小学校PTA 木場茂会長)「例えばこの日に何々をしましょうとして、もし人が集まらなければやりません」「本当にやりたい保護者が集まってやる形になってきている。良い方向に行っていると感じている」