迎えた本番の日。学生みずからスピーカーや電子ピアノを搬入し、図書館内にコンサート会場を設営します。

(音楽学科4年・ピアノ 福原モネさん)「プログラムの折り込みをしているところです」
Q.もしかして手作り?
「はい。輝士風先輩が作った」

これまで開かれたコンサートの写真やチラシも並びます。島中さん、ラッキーカラー「緑色」の蝶ネクタイを着け、いよいよ本番です。

(記者)「本番を前に、多くの方々集まっています。まもなく20回目となるコンサート『音色のとびら』の開演です」

20回目の記念コンサートは声楽にフルート、サクソフォンなどいつもより多い9人編成の特別プログラム。観客160人ほどがおよそ1時間の歌や演奏に耳を傾けました。

(観客)
「すごかった」

「聴きごたえがあった。いろいろな楽器もあったし、歌も良かった」

「私たちの年齢でも聴ける音楽があるというのは、ありがたい」