ボランティアとともにメカブの茎を落とす作業に取り組みます。
こうした作業はこれまで別の場所でやっていました。

(三浦秀悦さん)
「自宅の倉庫ですね。自宅の上の倉庫、作業場」
2月26日、大船渡市で大規模な山林火災が発生しました。

平成以降で最大規模となった延焼範囲はおよそ3370ヘクタール、建物被害は222棟に上りました。
さらに水産業の被害は漁業倉庫や漁具の焼失など16億円あまりです。

(三浦秀悦さん)
「これが全部倉庫。これが1、2、3。あと奥にもうひとつ」
三浦さんの自宅はほぼ無事でしたが、自宅敷地にある漁具などを入れた倉庫が焼失してしまいました。

(三浦秀悦さん)
(これが本来ワカメに)「はい。使ってました」(使うやつですね)「いま、脱水機もけっこう値段するんで大変ですね」
ここが三浦さんが本来メカブの作業などを行っていた場所でした。

三浦さんは、東日本大震災で漁港の近くにあった倉庫が流されてしまい、高台の自宅敷地に倉庫を建て替えていました。