子どもが自分で弁当を作り自立する力を育む「弁当の日」を広めようと講演会が開かれました。

上田市で23日に開かれた講演会では、弁当の日を提唱した竹下和男さんが講師をつとめました。

弁当の日は、竹下さんが香川県の小学校の校長を務めていた2001年に始めた取り組みです。

月に一度、親の助けを借りずに子どもたちが弁当の献立を考え、買い出しや調理、片付けまでを行い給食の代わりに食べます。

竹下和男さん:「母さん、僕、友達をあっと言わせたい。あっと言わせたいというのは、人間の脳を発達させるものすごく大きな要因なんです」

弁当の日は現在、小中学校を中心に全国で1990校が実践しているということです。