スーパーで人気の低価格弁当はどうなる?

熊本県内で5つのスーパーマーケットを展開する「みやはら」です。生鮮食品とともにセールスポイントのひとつにしているのが、人気のおかずとボリュームのあるご飯が特長の「低価格」弁当です。

しかし、ここにきてコメと資材費の高騰でダブルパンチを受けています。
スーパーみやはら 橋本憲明営業本部長「トレイであったり、ラップですね、いろいろそういう目に見えないものが非常に上がっています」

低価格の看板商品として弁当の値段は据え置いてきましたが、もう、限界だと話します。
スーパーみやはら 橋本憲明営業本部長「工夫できることは、やりつくした感があります」
さらに肝心のコメは入荷量が減っていることから、みやはらでは、10キロ袋の販売ができず、5キロ袋を中心に、コメを販売しています。
スーパーみやはら 橋本憲明営業本部長「売切れたらもう1日2日無くなるということも実際あります」
この事態に消費者も敏感に反応し、商品の売れ行きにも変化があります。

記者「みやはらでは、コメの高騰を受け、パスタなど麺類の売れ行きが好調だということです」
その売れ行きは前年比で130%。店もコメの代わりに麺類などの消費を促すことで「消費者の生活をサポートしたい」としています。