消費者の本音―― 安さと美味しさ

JA経済連は今年3月、1000トンの備蓄米を落札しました。その直営店を訪ねてみると

記者「備蓄米を含むブレンド米、価格の低さから売れ行きは好調だということです」

熊本市北区の店舗では、今月19日から当面、備蓄米を含む混合米を5キロ3680円で販売していました。

買い物客「少しは安くなってるなと思いました」
買い物客「やっぱり安いほうがいいのでこれを買いに来ました」

一方で、備蓄米の横に並んだ5キロ4500円の県産ブランド米を取る人もいました。

買い物客「仕方がないね。世の中全部そんなだから。酒を飲まないからおコメぐらい美味しいの食べた方がいいかなと思って」

コメの高騰をめぐって国の見通しは不透明なまま。価格への我慢は、もうしばらく続きそうです。