魚のブランド化やSNS活用…どうやって漁師を続けていくか
(池下料理店オオツボ 店主 大坪憲三さん)「こちら日間賀島のイサキ」

北川さんからイサキが届いていました。店主の大坪さんは、SNSで北川さんの活動を知り、「雪鰆」をはじめとした魚を仕入れてきました。
(池下料理店オオツボ 店主 大坪憲三さん)「地物って近いけど手に入りにくいので、いい方法がないかなと思ったときに、北川さんと出会った」
ブランド化を検討しているという脂の乗ったイサキのお味は…!
(村上真惟記者)「脂が乗っていて甘いです。口の中でとろけるような感じがします」
(池下料理店オオツボ 店主 大坪憲三さん)「透明感がありつつ、うま味が残っているので、他の(方法で処理された魚)とは違う」

島にとって死活問題となっている海水温の上昇。北川さん親子は。
(父・北川林さん(61))「若い子の方が不安が大きいと思う。全然儲けにならないし」
(北川琳都さん(21))「どうやって漁師一本で飯食っていくんだと、よくけんかしている。好きだもんで。魚とか漁師が。日間賀島も大好き。世界一好き」

自然の大きな変化を前に、もがく若手漁師。島を支えるための挑戦が続きます。