1年間で杉の木=約20本分と同じ二酸化炭素を吸収する「二酸化炭素を食べる自動販売機」が、青森県庁にお目見えしました。

県庁北棟8階に設置されたのは、その名も「二酸化炭素を食べる自動販売機」です。

大手飲料メーカーが、日本で初めて空気中の二酸化炭素を吸い込む吸収材を備えつけた自動販売機を開発しました。

このメーカーによりますと、1台当たりの二酸化炭素の吸収量は、1年間で杉の木約20本分に相当するといいます。

県エネルギー・脱炭素政策課 竹谷公貴さん
「地球温暖化対策というと少し難しい印象があるかとは思う自販機という身近なものを通じて県民の皆さまには温暖化対策というものを自分事として捉えるきっかけになればいいなと」

県は、2050年までに二酸化炭素の排出量を「実質ゼロ」にするという目標を掲げています。

二酸化炭素を吸収できる自動販売機の設置は、県内で6基目となります。