瀬戸内の春の風物詩です。高松市中央卸売市場でサワラの初セリが行われました。

瀬戸内に春を告げる魚、サワラです。午前5時半、威勢のいい声が飛び交います。香川県で流し刺し網漁がきのう(20日)解禁されたもので、瀬戸内海で獲れたばかりのサワラがセリにかけられました。

今年は大きいものが多く、1キロ2万円の最高値がつきました。
(最高値で競り落としたきむら 木村宏雄社長)
「水産が厳しいんで、年々厳しくなってきている感じなんで、漁師にも元気を出して獲りに行ってもらわんと、ご祝儀相場をつけました」
(香川県魚市場鮮魚部 柴野将海部長)
「鮮度がいいんで、刺身、たたきにしてもらったり。みそ漬け。香川県で有名なね。いろんな食べ方をしてもらえたら」
サワラ漁はこれから5月上旬にかけて、ピークを迎えます。