キャプテン“ゴメス”の胸のうち。ライバルは、右サイド。

大塩アナウンサー)
堀米選手は2017年、屈辱のJ2降格を経験。初めてキャプテンを任された2020年シーズンは11位と振るわず。それでも下を向かず、仲間に声をかけ続けました。
改めて昇格が決まった瞬間は、どんな思いが駆け巡りましたか。
堀米悠斗選手)
一番はやっぱり一緒に今まで戦ってきたチームメイトと、もっと新潟でプレーしたかったけど、それが叶わなかった選手たちがたくさんいますので、そういった選手たちにいい報告ができることがすごく嬉しかったです。
大塩アナウンサー)いろんな方の思いも背負っていたと思いますが、プレッシャーなどはありましたか。
堀米悠斗選手)
プレッシャーはあまり感じてなかったですけど、とにかく「アルビをJ1にあげたい」「自分も上のステージでプレーしたい」っていう思いでやってきたので、来年がすごく楽しみでしょうがないですね。
大塩)そしてキャプテンとしてプレーでもチームを助けました。
Jリーグの公式データによりますと、1試合の敵陣への平均パス数は、なんとリーグ3位。堀米選手が攻撃の起点になっていたということなんですが、今季、特にプレーで意識していたことはありますか。
堀米悠斗選手)
やっぱり前方向へのプレーというのは、すごく意識を強く持っていて。横パス、バックパスも時には必要ですけど、少しでも隙があるなら前を選ぶようにはしてました。
大塩アナウンサー)
堀米選手のポジションはサイドバックというポジションですが、私の個人的な印象ですが、ゴール前まで駆け上がる。何度も何度も駆け上がるプレーが印象的でした。
堀米悠斗選手)
右サイドバックの藤原奏哉選手がかなり点数を取ってましたので、彼に負けたくないっていう思いで、ちょっとライバル心を持ちながら、左からの攻撃も新潟の武器だと言われるように、してました。
左右の違いありますけど、やっぱり藤原選手は参考になるプレーも本当にたくさんあって、藤原選手のほうが、年齢はひとつ下なんですけど、すごく刺激をもらいながら、今年プレーしてました。