千葉県出身の久保田さん 東日本大震災が大きな契機に…

千葉県出身の久保田さん、2011年には、JICA=国際協力機構の青年海外協力隊員としてアフリカのモザンビークで活動。在任中に東日大台震災の被害を知り、任期を終えた翌年帰国し、宮城などでボランティア活動をしました。

その一環で訪れた七ヶ浜町で、地域の人たちの復興への強い思いに触れたのが移住のきっかけでした。

カフェレストランSEASAW 久保田靖朗オーナー:
「菖蒲田浜に多くの人が来て、また賑わっていく、そんな地域の未来を創っていきたいというのが、地域の人からの強い思いだった」

もともと、音楽関連の活動をしていた経験から、年に一度、被災したビーチでイベントを開催するなかで、海の近くに、いつでも人が集える場所が必要だと思うようになり、カフェの立ち上げを決めました。

カフェレストランSEASAW 久保田靖朗オーナー:
「この海をもう一度復活させたいという思いで、多くの人が関わっていた、年に一回そこに2、3千人集まっても、街が作られていくわけではないので、常に人が集まれる場所を作りたいと思った」