常に人が集える「カフェ」から世界の舞台へ…
その思いが形となり、震災後初となる2016年の菖蒲田海水浴場の海開きとともにオープンを迎えた「カフェSEASAW」。

9年が経ち、今では地元はもちろん県内外からも多くの人が訪れるようになり、この日も日本一の味を求めてにぎわいました。

客:
「(日本一を)知っていた。だから一回食べてみたいと思っていた。七ヶ浜が全国的に知られるとうれしいし、それに貢献していると思う」
「のりだれがおいしくて買っていって、家で食べる」

客:
「ただノリの風味や香りがありおいしかった。世界的にも出せば、ちゃんといけると思う」

日本一の次は、大阪・関西万博での世界大会を控えます。久保田さんは、世界で2%ほどにとどまっている日本産のノリのシェア拡大に「のりだれ」がきっかけになればと意気込みます。

カフェレストランSEASAW 久保田靖朗オーナー:
「それをどんどん広めていけるきっかけになればと強く思っているので、一生懸命一ミリでもよくして世界大会に臨んでいきたい。グランプリを目指して頑張っていきたい」

七ヶ浜の特産のノリを世界で認めてもらいたい。久保田さんの挑戦は続きます。