“まるで映画”な動画も 海外のロイヤルファミリーのSNS
高柳光希キャスター:
海外のロイヤルファミリーはどうなのでしょうか。
イギリス王室は、王室としてチャールズ国王の情報も発信していますが、ウィリアム皇太子・キャサリン妃の専用の「X」などもあり、Xではプライベートな情報も発信しているそうです。
イギリス王室から2024年9月に発信され、キャサリン妃の言葉とともに家族で森の中で触れ合う様子などが話題となった動画。2024年3月にがんの治療中であることを公表し、化学療法を終えたことを発表しました。そうした動画をイギリス王室はSNSに投稿しています。
さらに、オランダ王室ではアリアーネ王女が18歳の誕生日を迎えられた4月10日に記念のポートレートを発表しています。
皇族個人アカウントは開設の可能性は?

高柳光希キャスター:
一方、日本では宮内庁公式YouTubeで取り上げられているのは天皇皇后両陛下です。ただ、その中に天皇皇后両陛下の公務にご同行している愛子さま、佳子さま、悠仁さまが写っているものもあります。
現時点で、宮内庁公式YouTubeにて一番視聴されている動画は「文化勲章受章者及び文化功労者等のための茶会」です。天皇皇后両陛下の公務ではありますが、ご同行している愛子さまや佳子さま、悠仁さまも写っています。
やはり、若い世代の皇族も見たいという国民の声もありますが、個人SNSの開設、宮内庁のSNSで発信する可能性はあるのでしょうか。
TBS報道局 牧嶋博子 解説委員:
宮内庁公式YouTubeは天皇皇后両陛下のご活動中心のチャンネルなので、こうした形にはなっていますが、愛子さまや佳子さまが写っているものが一番視聴回数が多いので、若い人たちを入れていくことによって、もう少し活性化するのではないかなと思います。
日比麻音子キャスター:
皇室個人のアカウントや発信は今のところ可能性はないのでしょうか。
TBS報道局 牧嶋博子 解説委員:
今のところ可能性はないです。危機管理の問題もあるため、個人での発信はないと思います。
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<プロフィール>
牧嶋博子さん
TBS報道局解説委員
2015年から宮内庁担当記者として、両陛下をはじめとする皇室を取材