4月からのどの痛みや鼻詰まりなどいわゆる「普通の風邪」についても感染症法上の位置づけが5類に指定されました。宮城県は、1週間の県内での感染者数を初めて発表し、1定点医療機関あたり65人余りの感染が確認されました。

厚生労働省は、未知の感染症の発生・流行に迅速に対応するため、4月からいわゆる普通の風邪やインフルエンザ、新型コロナやヘルパンギーナなどを「急性呼吸器感染症」として感染症法上の5類に指定し、定点医療機関での動向調査を始めました。

宮城県によりますと4月7日からの1週間で県内55の定点医療機関で確認された「急性呼吸器感染症」の感染者数は3622人でした。1医療機関あたりでは65.85人です。県は「この人数の評価については数か月から数年単位での集計が必要でコメントはできないが引き続き感染状況を注視していく」と話しています。