「子供のデリケートな世界にまで分断を生む」保護者の訴え
大阪府は、遠足など学校行事の 一環として、子供たちを万博に無料で招待している。
大阪府豊中市に再検討を求める署名を2万7000筆以上集め、提出した保護者らに聞いた。

大阪・豊中市に住む保護者
「爆発濃度のメタンガスの検知がされて、一瞬にして命を脅かすような事態なので、本当にどう考えているの?というのは豊中市に対しても思いますし、校外学習となると、子供も保護者も先生方も断りにくい態勢をどうしてもしいちゃう」
大阪・豊中市に住む保護者
「(校長などから)市から行けと言われてるから行くことにしたという話も聞きました」
大阪・豊中市に住む保護者
「子供たちの中にも『あの子の家庭は行かないと言ってる』、『あの子は行かないと言ってるけど変な子』。子供のデリケートな世界にまでこの分断を生む結果になっているんです。」
こうした訴えに対する市の反応にも不信感を抱いている。

大阪・豊中市に住む保護者
「安全面については結局、万博協会の発表をずっと、『万博協会が安全と言ってるから安全』。それ以上のことはあまり何もおっしゃらない」
大阪・豊中市に住む保護者
「もしそこで事故が起きたときに誰が責任を取るのかというところまで、そこの不信感もないですか?私すごくあるんですけど」
大阪・豊中市に住む保護者
「学校から行くんだったら安全で安心というのが、保護者の中にもあると思うので、そこがすごい問題だなと思います」