◆処刑された飛行士の足跡をたどる

1945年4月15日、対空砲撃で撃墜されたグラマン機からパラシュートで下りて来た搭乗員3人は大浜海岸の沖に着水した。1枚目の写真は、その現場を検証するものだ。大浜海岸を南東方向に見て撮影している。
2枚目は大浜海岸を南の方に見て撮影。3人の搭乗員は写真に写る岸から200~300フィート(6~9キロ)のところに降りたとある。
◆調書の写真に写った二等水兵

5枚目・処刑前に米兵を拘留していた防空壕の位置を示した写真
3枚目は石垣島警備隊の司令部方面へ続く道。バンナ岳が左の奥にある。
4枚目は林の中、草むらを歩く白い服に白い帽子の男性に矢印がつけられている。この男性が、大城英吉自身だとある。事件当時、石垣島警備隊の司令部があった場所だ。
5枚目は、遠くに海が見える、木々や草に覆われた谷間の写真で、処刑された3人が処刑の前まで入れられた防空壕があった場所となっている。