ブランド牛&朝どれ魚…その狙いは?

ドラッグストアなのに、まるでスーパーのような品揃え。
なんでこんなことが出来るのかというと、地元企業が「テナント」として出店しているからです。

例えば、鮮魚コーナーでは『長井水産』(横須賀市)が鮮魚・水産加工品を調理して販売し、刺身や総菜コーナーの寿司ネタなども提供。
野菜や果物、お肉も総菜も、すべて地元の企業が売り場を担当しているのです。

しかしなぜ、ドラッグストアが生鮮食品や出来立てのお惣菜を売っているのか…その狙いは?

『クリエイトS・D』エリアマネージャー 横山 基さん:
「生鮮食品を充実させることで、医薬品・化粧品だけでは獲得できないお客様が、“日常使い”として店舗をご利用いただいている」

確かに、医薬品などは毎日買いに行く必要はありませんが、生鮮食品が充実していればお店にいく頻度が増える!さらに…

女性客(30代):
「種類も豊富だし、ポイントもつくし、主婦にはとてもありがたい」

「特売&タイムセール」ができるワケ

全国で1000店舗以上展開する『クスリのアオキ』では、さらにドラックストアらしからぬ光景が!

千葉県にある五井中央店(市原市)では、入ってすぐが広い野菜売り場。
お客さんによると「全体的に安い」(30代女性)、「安いのでスーパーよりも来るかも」(50代女性)とのことで、調べてみると<トマト3個で195円><大根1本215円>など、周辺のスーパーより1~3割ほど安い価格です。

さらに店内アナウンスからは、威勢のいい声が聞こえてきます。
「いらっしゃいませ~!ただいまお寿司コーナーとお刺身コーナー、一部の商品が割引となっております」

なんと、五井中央店では独自のサービスとして「タイムセール」を実施。
540円のにぎり寿司が432円、本マグロ入りの寿司も1383円⇒1106円に!
他にも野菜や肉など、いたるところで特売が行われ、もはや激安スーパーです。

実は、スーパーよりも安い値段で売れるのには、ドラッグストアならではのカラクリがあるといいます。

『クスリのアオキ』五井中央店 中村俊之店長:
「食品の利益率が低くても、利益率の高い薬や化粧品を一緒に買っていただくことで調整している」

健康を意識した「プライベートブランド」を出す企業も増え、進化するドラッグストア。今後はどんなサービスが登場するのでしょうか。

(THE TIME,2025年3月28日放送より)