「小学一年生」創刊の年 時代とともに付録が進化

齋藤キャスター:
1925年には、小学館の「小学一年生」が創刊されました。

当時の内容を見ると、「読めばみんな優等生に」と書いてあり、国語・算数ドリル、お仕事紹介、漫画などが掲載されていました。

ピーク時は、全小学1年生の7割が購読していたということです。

絵には和服を着ている女性がいて特徴的ですが、「オカアサマイツテマイリマス」と言えるようにしようということも書いてあります。

表紙の文字は、右から「セウガク一年生」と書いてあり、時代を感じます。

「小学一年生」(小学館)の魅力の一つは、付録です。

1991年は、音が出る「入学おめでとう! レコードセット」というものがありました。レコードを手回しすることで音が出ます

2006年は、「ピカチュウ★マナフィの けいたい糸でんわ」で、携帯電話の形をしている糸電話です。2006年当時はガラケーでした。

2021年は、太陽の光で絵が出現する「おひさまチェキカメラ」というものです。太陽光を当てることによって、徐々に絵が出てくるということです。

2023年は、「バーコードスキャン!! セブン−イレブン おしゃべり♪ ハイテクおかいものレジ」という紙で作るレジセットです。

セブン−イレブンとコラボしたもので、シーフードヌードルのバーコードをスキャンすると、「セブンプレミアム シーフードヌードル 200円」などと商品名と金額を読み上げます。

2022年は、「くるポン おみくじマシン」で、よく飲食店などで本物を見かけるかもしれません。レトロブームなど、流行を取り入れているということです。

元競泳日本代表 松田丈志さん:
うちの子は、こういう付録付きの本が好きで買うのですが、付録がよくできすぎていて、大人でも作るのが大変なときがあります。