国の暫定指針値を超える有機フッ素化合物=PFASが広島県福山市内の河川で確認されていた問題で、市は7日、新たに調査した井戸水などの採水結果を公表しました。20検体いずれもで指針値を下回っていました。
調査は2月26、27日に同市加茂町内で実施。暫定指針値である1㍑当たり50ナノグラムを超える検体は確認されませんでした。
これにより前回2月25、26日に行なった井戸水などの採水結果と合わせ、沢水3検体、井戸水34検体が指針値未満であることとなりました。
また市は3月3日から5日にかけて、新たに9検体の井戸水を採水したということです。
◇国の暫定指針値
1㍑当たり50ナノグラム。環境省は、体重50kgの人が水を一生涯にわたって毎日2㍑飲用しても、この濃度以下であれば、人に悪影響が生じないと考えられるとの見解を示しています。














