去年、福島県内で生まれた子どもの数は、これまでで最も少なくなったことがわかりました。
厚生労働省の調査によりますと、去年福島県内で生まれた子どもは8637人で、前の年より862人少なく、過去最低となりました。県内で生まれた子どもの数は、2014年から11年連続で減少が続き、9000人を割り込んだのは、今回が初めてです。
一方で、県内で亡くなった人の数は2万7000人あまりで、出生数の3倍以上となっています。
また、県では去年、転出者が転入者を6600人あまり上回る「転出超過」で、全国ワースト5位となりました。
県は「若い女性の県外への流出や結婚観の多様化など、複合的な要因。女性の県内への定着や結婚、子育てを支援していく」としています。
 
   
  













