総額80億円あまりという、市役所の新庁舎建設の財源確保のために、島根県の大田市は5年間、職員の給料をカットするという異例の取り組みを打ち出しました。
ただ、議員からは「大田市の恥さらし」などと異論も出ていて、議会の判断に注目が集まります。
26日に開会した大田市の定例市議会。
ここで、注目の条例案が提案されました。

大田市 楫野弘和 市長
「整備にかかる財源の確保につきましては、新年度から5年間、市長、副市長、教育長及び職員の給与を減額するほか、各種補助事業や有利な条件の起債などの活用を見据え、情報収集や要望活動を行ってまいります」
新しい市庁舎建設の財源確保のため、市長や職員らの給料を5年間減額するのだといいます。