島根県安来内の飲食店でハンバーグなどを食べた7人が下痢や腹痛、血便などの症状を訴え、そのうち6人が入院したことが分かりました。
松江保健所は飲食店での食事が原因の集団食中毒と断定し、5日間の営業停止を命じました。

食中毒の症状を訴えているのは、安来市島田町の飲食店「グルメ&コーヒー舶来屋」を先月30日から今月3日にかけ利用した9歳の児童から60代の男性まで男女7人です。
7人は下痢や腹痛、血便などの症状があり、そのうち6人が入院しています。

医療機関から連絡を受けた松江保健所は、患者の喫食状況や症状からこの店舗での食事を原因とする集団食中毒と断定し、この店に8日から5日間の営業停止を命じました。

患者2人から腸管出血性大腸菌が検出され、そのうち1人はHUS・溶血性尿毒症症候群という合併症を発症しているということです。

7人は別々のグループで食事をしていて、その多くはハンバーグを食べたということですが、原因の食事などはまだ明らかになっていません。