その名も、持ち運べる=モバイルろ過装置「モバロカ」です。

山梨大学国際流域環境研究センター 西田継教授:
「手で持ち運べるくらいの大きさなので設置した後でも変更できるし、必要があったら車に乗せてすぐ出かけられる」

モバロカは用水路や沢などから取った濁った水も、飲み水や生活用水として安全なレベルにろ過し、1セットで1日およそ5000リットル、25人分程度の生活用水をまかなうことができるといいます。

山梨大学国際流域環境研究センター 西田継教授:
「飲み水はボトルで来ているので不自由ないし、飲み水以外の生活用水をたくさん作ることができないかと」
「それぞれのニーズ、希望を話し合いながら、こういうところからこういう水を作ってみよう、そういうことをしている」