きのう県議会2月定例会が開会し、来年度の一般会計当初予算案などの審議が行われています。

きょうは議員に対する議案説明会が開かれ、予算案のうち、新たに追加された項目について説明が行われました。

議案説明会は、県の各部局が県議会議員に対して、議案や予算の概要などを説明する場です。

きのう開会した県議会2月定例会には、総額6754億1900万円の来年度・一般会計当初予算案が上程されています。

きょうの議案説明では、主に新たに追加されたものや拡充された予算案を中心に追加や拡充した理由や効果などについて説明が行われました。

このうち、防災面では、災害時の通信ネットワークを強化するための整備費として、およそ16億9000万円。

教育面では、部活動の地域移行に向けた市町村への支援などに、およそ1億2600万円。

また、子育て面では、保育料無償化に向けた段階的な負担軽減事業の費用として、およそ9億9000万円。

さらに、農業面では、新たにさくらんぼの生産を支えるスマート機器の開発や、その実証などにおよそ9800万円などが計上されました。

新年度の予算案などを審議する県議会2月定例会は来月19日まで開かれます。