春闘の労使交渉が本格化するなか、宮城県労連などでつくる労働団体が、仙台市内で、定期昇給を含め10%以上の賃上げなどを訴える街宣活動をしました。

18日、JR仙台駅前で行われた街頭宣伝には、県春闘共闘会議のメンバーになっている県労連の組合員ら17人が参加しました。道行く人たちにチラシを配るなどして、物価上昇を上回る賃上げの実現を訴えました。

県春闘共闘会議 高橋正行代表幹事:
「いま日本経済を上向きにするためには私たち労働者の賃上げをすることが一番求められている」

県春闘共闘会議 高橋正行代表幹事

今春闘をめぐっては物価高に賃上げが追いつかず実質賃金のマイナス状態が続いています。このため、県春闘共闘会議は、最低賃金1500円以上、定期昇給分を含め10パーセント以上=月額3万2000円以上の賃上げなどを求めています。