車の交通量の増加を受け、歩行者の安全を確保するためJR仙台駅東口にある信号機のない横断歩道が撤去されました。

仙台駅東口では12月18日未明、横断歩道や横断歩道があることを知らせる路面標示の塗装を消す作業が行われました。この信号機のない横断歩道は2005年に設置され、信号機を待たずに渡れるため歩行者にとっては便利でしたが、車の交通量が多くなったため歩行者の安全確保を理由に撤去されることになりました。

岩槻日菜・記者リポート:
「きょう未明に撤去された横断歩道です。ガードが置かれ、もともと横断歩道があったところは渡れなくなっています」

付近には信号機がついた横断歩道がありますが、18日朝はもともと横断歩道があった場所を渡る人が多く見られました。

通行人:
「(撤去は)きょう初めて知った。結構ここを使っていたので不便だなとはちょっと思った」

通行人:
「近くに(横断)歩道もあるので不便だなとは思わない。安全面から考えるといいのかなと」

通行人:
「渋滞は少し緩和できるかもしれない」

宮城野区は、撤去された横断歩道の北側と南側にある信号機の付いた横断歩道を利用するよう呼びかけていて、12月22日の週以降に横断防止柵を設置することにしています。