富山県射水市の2025年度予算案は、一般会計で前年度より50億円多い461億5000万円と、射水市が合併して以降の最大となりました。

このうち重点施策の1つ「震災復興、防災・減災」事業には約23億3200万円が盛り込まれ、能登半島地震で被害を受けたインフラ施設の復旧、道路や住宅地の液状化対策工事などにあてられます。

また、子育て支援では0歳から2歳の第2子の保育料を完全無償化するほか、不妊治療費の助成額を10万円から30万円に引き上げるなど、25の事業を展開します。

射水市は過去最大となる要因として、高齢化に伴う社会保障関係費にかかる扶助費の増加、新湊放生津小学校および道の駅新湊の整備費などを挙げています。

新年度予算案は2月27日からの射水市議会3月定例会で審議されます。