憧れと尊敬を抱く姉の存在 2人で始めたデルテニス教室

2月11日、テニスコートに集まっていたのは、難聴の子ども達。莉々子さんは月に1度、先生としてデフテニス教室を開催しています。一緒にテニスを教えているのは、3歳上の姉・萌々子さんです。
実は、彼女もまた生まれつきの難聴を抱え、両耳に補聴器をつけて生活する1人。同じ「難聴」を持ち、テニス競技の先輩でもある姉は、莉々子さんにとって大きな憧れと尊敬を抱く存在です。
倉本莉々子さん
「姉はもうすごく優しいので、私のわがままにも答えてくれるので、ほんとありがたいし、何かあったときに正確なアドバイスを頂いてるのですごく尊敬してます。」
姉・萌々子さん
「ありがとう、はずかしい…(笑)」

そんな倉本姉妹がデフテニス教室をはじめた理由とは?
倉本莉々子さん
「元々デフテニス教室は全国でやってたので広島でもやってみようって
姉・萌々子さん
「広島がまだやったことがなかったんだよね」
倉本莉々子さん
「まだなかったので」
姉・萌々子さん
「それで広島でもそういう機会を作れたらいいなってことで始まりました」