進化は無限大!「ゆかり」は調味料としても活用

 そして、定番のふりかけも進化しています。それは55年の歴史があるおなじみの商品、「ゆかり」です。広島市まで足を運び製造工場を見せていただきました。

(担当者)
「こちらが、赤しその加工を行っている専用ラインです。実際のゆかりの赤しそ原料がこちらです」
「(1日どれくらい作っている?)15万袋製造しています」

 こちらの会社ではゆかりの製品化にあたり、原料になる赤しその新しい品種を独自に開発したほか色と香りを良くするための研究を重ねたといいます。味付け、そして乾燥などの工程を経て、見慣れたゆかりが完成します。
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 ごはんに合うのはもちろんですが、スーパーでゆかりを野菜や肉などと一緒に販売して、料理の調味料として使ってもらうことを提案。万能調味料として進化していたのです。

(三島食品・佐伯俊彦さん)「日本人はふりかけ=ごはんしか頭に描かないと思うんですが、ふりかけが塩こしょうような調味料として使われ始めている。新しい食べ方のふりかけの時代を作れるかもしれないので進化は無限大だと思います」