有機フッ素化合物=PFASの問題に取り組む市民団体は沖縄県に対し、国連特別報告者の公式訪問を求めるよう日本政府に働きかけることなどを要請しました。

10日県庁を訪れたのは、PFAS汚染の問題に取り組む市民団体「宜野湾ちゅら水会」のメンバーらです。

メンバーらは先月、PFAS汚染の早期解決に向け包括的な対策などを求めた政府要請などについて報告しました。

また、国際世論の形成を図るため国連に対して特別報告者の公式訪問を求めるよう日本政府に働きかけることなどを県に要請しました。

対応した県の又吉信基地対策統括監は「日本政府に対しどのような働きかけが適切か検討していきたい」などと応じました。

メンバーらは、今月24日に宜野湾市の公民館で市民向けの報告会を予定しているほか、今後は県外や海外の市民団体とも連携し内閣官房やアメリカ政府への要請も視野に活動を続けたいとしています。