ロスフラワーは社会問題となっていて、出荷段階や店の売れ残りなど国内で年間10億本にのぼるともいわれています。

温泉熱を活用したドライフラワーは、廃棄される花に新たな価値を生むことが期待されています。

(指導センター・三ノ宮里奈さん)「生産段階でロスが多いという現状があるので、そのロスを販売として提供することができれば一番いいなと思っています」

ドライフラワーの販売を始めて3年目になる恒松さんは、廃棄される花の現状を理解してくれる人が少しずつ増えてきたと感じています。

(華つねまつ・恒松智美さん)「ロスフラワーの問題を知らない方も多くいるのでこれをきっかけに知ってほしいです」

(華つねまつ・恒松宗典さん)「できれば生花がたくさん売れて、その隙間でロスがあるものが売れていくのが一番理想ではないかと思っています」

別府ならではの資源を活かしたドライフラワーは花の新たな可能性を秘めています。