「体験型施設」観光客で混雑
大分県別府市にある「地獄蒸し工房鉄輪」。江戸時代から続く伝統の調理法「地獄蒸し料理」を体験できる施設です。海外のメディアやSNSで取り上げられ、外国人観光客に大人気。ここ数日は中国や台湾からの利用客が4割近くを占めています。

(中国からの旅行客)「とてもおいしかったし、楽しかった。温泉の蒸気を使った料理は中国ではない」「自分で蒸すことができるので、とても興味がありました。家族みんなも楽しめました」
調理は食材をザルにのせ、「地獄蒸し釜」と呼ばれる約100度の蒸気が噴き出す釜の中に入れて蓋をします。この日は家族連れで楽しむ姿が多くみられました。

地獄蒸し工房鉄輪 大石浩子館長:
「なかなか翻訳機でも思いが伝わらないことがあるので、身振り手振りを使って頑張っています。別府でしか体験できない施設なので、より多くのお客に来てほしいです」