「飯田港東防波堤」復旧方針を決めかねるほどの被害

一方、東防波堤はこれまでに例がないほど複雑に変形していて、復旧方針を決めかねてきました。

28日、国土交通省北陸地方整備局で開かれた検討会で、東防波堤は地震で構造物の下に液状化か、すべりが発生し、その後、津波で本体部分が滑り落ちたと推定されました。

今後は、最も大きく変形した部分は軽量化を図り、本体部分と波消しブロックの間に震災で出たコンクリートを再利用し補強する方針が示されました。

検討会は2024年度中に基本設計をまとめ、早期の復旧工事に着手したいとしています。