松本市の国道で14日午後、乗用車とワンボックス車が衝突し、子どもを含む男女7人が病院に搬送され、乗用車を運転していた59歳の男性が死亡した事故は、乗用車が対向車線にはみ出したものと見て、警察で詳しい原因などを調べています。

この事故は、14日午後2時半ごろ、松本市波田の国道158号で、神奈川県厚木市の59歳の男性が運転する乗用車と、福井県大野市に住む37歳の女性が運転するワンボックス車が正面衝突したもので、子ども2人を含む男女合わせて7人が市内の病院に運ばれました。

このうち乗用車を運転していた男性が意識不明の状態で、ドクターヘリで搬送されましたが、およそ2時間後に腹腔内出血のため死亡しました。

また乗用車に同乗していた58歳の妻が軽いけがをしました。

このほかの5人にけがはありませんでした。

現場は松本市街地と上高地を結ぶ片側1車線の国道で、乗用車の側からみて緩い左カーブになっています。

警察では乗用車が対向車線にはみ出したとみて、事故の原因を詳しく調べています。