老舗の“ご当地”スイーツも冷凍で

そして、全国各地のスイーツを集めたコーナーへ。
早速山本さんが手に取ったのが岩手県『芽吹き屋』の「3つの餡の三色だんご」(4本入り・594円)です。

ニンジンで色付けした黄色いだんごには、ごまあん。白だんごには、くるみあん。生地にヨモギを混ぜた緑のだんごにはつぶあんと、3つの異なる味わいが楽しめます。

冷凍食品ジャーナリスト 山本さん:
「芽吹き屋の商品は昔から冷凍で作っていて、お餅やお団子は“つきたてが蘇る”感じ」

さらに、「これすっごく美味しい」と山本さんが売り場のお客さんにもおススメしていたのが、長崎県『ニューヨーク堂』の名物「長崎カステラアイス(バニラ)」(1個・354円)。

創業88年という老舗の自家製カステラで自家製アイスをサンドし、フワフワ感を保つために急速冷凍したご当地スイーツです。

「ご当地冷凍食品」が増えたワケ

“故郷の定番”から“老舗の味”まで、日本各地のご当地冷凍食品が続々と登場する背景には、どんな事情があるのでしょうか?

冷凍食品ジャーナリスト 山本さん:
「コンパクトで性能の良い凍結機が普及し始めたことで、小規模の事業者でも冷凍食品を“品質良く手軽に”作れるようになった」

技術の進歩で広がる「ご当地冷凍食品」。今後はどんな“味”が登場するのでしょうか?

(THE TIME,2025年1月20日放送より)