ドイツの「なんじゃこりゃ」は「冷たいご飯」
山内あゆキャスター:
ドイツ滞在中の斎藤さんに「なんじゃこりゃ」を聞きました。

週に何回かは、夜ご飯にパン、ハム、チーズなど火を使わない料理「カルテスエッセン」があるということです。
日比麻音子キャスター:
週に結構ありますね、どういうことですか?
東京大学准教授 斎藤幸平さん:
夜は冷たい食事(=カルテスエッセン)で、仕事で疲れたから昼に温かいものを食べたので、夜はあまり料理をしないで、むしろゆっくりしようということです。
その流れで言うと、ブタの生肉をネギトロみたいにした「メット」という料理があって、それをパンに塗って食べます。日本の食文化からするとだいぶ違う物を食べたりもします。
山内キャスター:
もう一つの、ドイツの「なんじゃこりゃ」。

「鼻をかんだ後、ティッシュはポケットに入れて乾かし、何回も使う」
ドイツのティッシュは4層構造で“分厚い”から何回も使えるのではないかということです。
東京大学准教授 斎藤幸平さん:
汚いと思うんですけど、結構みんな何回もかんではポケットに入れて、また乾いてを繰り返している感じです。
山内キャスター:
日比キャスターと南波キャスターの「なんじゃこりゃ」を見ていきましょう。

日比キャスター:
ロケでお邪魔した埼玉県東松山市の「やきとり」。ひらがなで「やきとり」と書きますが、豚の頭肉です。ポイントはニンニクが効いている「味噌だれ」。ビール、サワー、ホッピーも合う、本当においしいです。松山市の駅前にたくさん店舗があって、お店によって味噌の味が違うので、食べ比べも楽しいです。

南波雅俊キャスター:
私の「なんじゃこりゃ」は岡山県岡山市の「デミカツ丼」です。
最初に岡山県に赴任したのですが、岡山県のかつ丼には、デミグラスソースがかかっています。「野村」というお店が発祥で、東京のホテルのデミグラスソースに感動した先代がはじめたそうですが、このお店以外でも、岡山市内ではほとんどデミグラスソースがかかっています。
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<プロフィール>
斎藤幸平さん
東京大学准教授 専門は経済思想 社会思想
著書『人新世の「資本論」』が50万部突破