全国最高値の状況が続いている長野県内のガソリン価格ですが、16日から多くの店でさらに1リットル当たり5円程度値上がりしました。
12月に続く大幅な値上がりで、生活への影響が懸念されます。
石油情報センターによりますと、14日時点の県内のガソリン1リットル当たりの価格は、レギュラーの平均が190.6円。
前の週と比べ0.1円下がりましたが、全国平均の180.7円に比べると、およそ10円高く、22週連続で全国最高値となりました。
また灯油は18リットル当たり2211円で、前の週に比べ2円値上がりしました。
こうした中、16日からは、燃料油価格の高騰を抑制するため2022年以降、政府が石油元売り各社に出していた補助金が縮小。
これを反映する形で、16日以降は店頭価格で5円程度の大幅な値上がりが…。
松本市惣社(そうざ)のガソリンスタンドも、16日から灯油を含めすべての油種で1リットル当たりの価格を5円引き上げました。
値上げ当日とあって、16日は普段と比べて客足も少なめでした。
利用客:
「(値上げを)知らなかったので、きのうのうちに入れればよかったです…。入れないわけにはいかないので高くなっても、もう仕方がないっていうところですね」
車使うの近いところだったら控えようかなとかは?
「いやでももう寒くて、この辺に住んでいたらもう車に乗っちゃいますよね」
利用客:
「(乗るのを)やめればって言ったら、生活できないもんね。無駄な乗り方をしないように。暖かくなったら歩いて、自転車なり…しょうがないですよ」
値上げの対象はガソリンだけでなく、灯油も。
この時期は暖房用に灯油の利用が増えるため、県民の暮らしに大きな影響を及ぼしそうです。
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