■「2世として生まれて良かったか」教団実施のアンケート調査を独自入手 元信者「意味がない」

旧統一教会 改革推進本部 勅使河原秀行本部長
「世間からの誤解を受けることがないよう効果的な教会改革を推進いたします」
9月22日、過度な献金の防止や被害の訴えに誠実に対応していくと表明した旧統一教会。その一環でしょうか…あるアンケート調査をしていたことが番組の取材でわかりました。
「家庭連合二世が感じていることを正しく知る必要があります」

2世の実態を調査するネットアンケートの画面。対象は高校生以上の2世で、回答期限は9月29日の正午までとされています。
項目は、「献金」に関すること、「教団の結婚観」や「2世として生まれてよかったか」というもの。
しかし、2世の女性は教団内での調査には“意味がない”と訴えます。
旧統一教会”2世” 元信者の女性(30代)
「今信仰している子たちしか答えないと思うので、(2世で)よかったと思わないという答えはすごく少ないと思います。第三者機関に、アンケート会社とかに任せてやるべき。内部でやっては内部の意見しか出てこない」
旧統一教会側にアンケート結果の公表予定などについて尋ねましたが、期限までに回答を得られませんでした。