教会改革の一環なのでしょうか。旧統一教会が2世信者に向けてアンケートを実施。「2世として生まれて良かったと思いますか」などの設問が並びましたが、元信者は、第三者による調査が必要と訴えます。
■「自民党の調査以下」細田議長の”紙ぺら1枚”回答に野党批判

「次の国会は間違いなく荒れるな」
9月29日、自民党の閣僚経験者はこう嘆きました。原因は、細田博之衆議院議長の対応です。
ーー統一教会との関係についてお答えにならないんでしょうか?議長、はっきりしないと政治不信招きますよ!
「‥‥」
これまで、旧統一教会との接点について取材に一切応じてこなかった細田博之衆議院議長。
細田議長(2019年・名古屋)
「韓鶴子総裁の提唱によって実現した国際指導者会議の場は、大変意義が深いわけでございます」
教団の関連団体のイベントであいさつしたり、教団側が関与する議員連合の名誉会長を務めていたりしたことが次々と指摘されてきたにも関わらず、です。
自民党も細田議長を点検対象から外していました。そんななか、ようやく9月29日になって細田議長が出した1枚の書面。
「2019年10月の国際会議については招待があったので、出席して挨拶したものである」
細田議長は複数の会合に出席していたことを認めました。さらに…
「地元の関係団体が選挙において私を支持するとの意向があったことは事実である」
選挙で教団の関係団体から支持を受けていたことも認めました。
しかし、組織的な支援や動員を受け入れたかなど、具体的な内容については触れていません。また、“反省の言葉”もありませんでした。
立憲民主党 安住淳国対委員長
「自民党の調査よりも、それ以下の答えを出してきたと」
立憲民主党は、細田議長による追加の説明がなければ、10月3日からの臨時国会で円満には審議に入れないとしています。
立憲民主党 安住国対委員長
「今日も実は生の声で議長からお話を聞けると思っておりましたけども、紙ぺら1枚出してこれで、『はい、さようなら』はないですよと」
記者から「議長の対応について十分に説明責任果たしたと考えているか?」と問われた岸田総理は…
岸田総理
「三権の長たる議長として、御自身の判断で適切に対応すべきものであると思っておりますので、コメントは控えております」