臨時情報の発表後は8割以上が知ることに 「空振りしても構わない」が4割
2024年8月に初めて「南海トラフ地震臨時情報」が発表された翌日から3日間、東京大学総合防災情報研究センターの関谷直也教授の研究室が実施し、全国から9400の回答が得られたインターネットのアンケート調査があります。
調査によると、臨時情報が発表されたことを知った人は、「調査中」が82.3%、「巨大地震注意」が83.0%と、どちらも8割以上にのぼりました。
そして、臨時情報への受け止めについては、最も多かったのが「空振りしても構わないので、南海トラフ地震に関連する情報は公表してほしい」の41%で、「命にかかわる情報なので、どんな情報も提供してほしい」の32%が続きました。
これに対し、「確率が低い情報は出さないでほしい」という意見も10.9%ありましたが、臨時情報について比較的、人々が好意的に受け止めている様子がうかがえます。
