もともと新興住宅地だったため、昔から続く“お祭り”のなかった天野地区では、住民同士の交流を深める『夏祭り』を2019年から始めています。

しかし、能登半島地震で多くの世帯が被災したこの年…

【天野中前川原自治会 増田進会長】
「だからこそ、やる価値があると私は考えています」
「少しでも元気を取り戻してもらいたい」

そうして2024年8月も、子どもたちの元気な声が地域に響きました。
「ワッショイ、ワッショイ…」

【住民】
「自分の家もそうなんですけど、まだ被害を直していない状況なんですけど…」
「徐々に気持ちから盛り上げていきたいなって」

「元気づけたい」と話した増田さんも、子どもたちの“元気”に励まされました。

「この子たちには絶対、安全安心な地域にして引き継ぎたい」
「本当に勇気づけられ、これからまた頑張っていかないといけない」